お歳暮とは?お中元との違いや贈る時期、おすすめの商品を解説

お歳暮とは?お中元との違いや贈る時期、おすすめの商品を解説

今年のお歳暮にどんな品物を贈るか、そろそろ気になる時期ではありませんか?

大切な方に感謝の気持ちを込めて贈るものだからこそ、絶対に失敗したくないですよね。それに、贈る時期はいつからいつまでか、品物を選ぶときに注意すべきポイントは何かなど、よく分からないことも多いでしょう。

 この記事では、お歳暮に喜ばれる品物の選び方や贈るときのマナーなどについて、詳しくご紹介します。 より喜ばれるアイデアもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

お歳暮の基礎知識 

最初に、お歳暮の基礎知識として、お歳暮の定義やお中元との違い、贈る時期について詳しくご紹介します。

お歳暮とは? 

お歳暮とは、1年間の感謝の気持ちを込めて、お世話になった方へ品物を贈ることです。お歳暮の由来は、ご先祖様へのお供物を親族や近所の人に配っていたことが始まりとされています。 

以前ほど盛んではなくなりましたが、お歳暮は、個人・法人問わず年末の恒例行事であることに違いはありません。大切な方や取引先に対しては、心を込めてお歳暮を贈ることがおすすめです。 

お中元との違いは? 

お歳暮とお中元の主な違いは、贈る時期です。お中元は年始から半年間の感謝の気持ちを伝える風習ですが、お歳暮は年始から1年間の感謝の気持ちを伝える風習です。 

いずれもお世話になった人や取引先に心を込めて品物で贈る点は同じですが、お歳暮のほうが対象となる期間が長い分、より重要な意味があるといえます。 

お歳暮を贈る時期はいつから? 

お歳暮は、12月13日~20日ごろまで贈るのが一般的なマナーとされています。ただし、地方によって、以下のような違いがあるので注意しましょう。 

・関東地方:12月初旬~12月31日ごろまで
・関西地方:12月13~31日ごろまで

なお、お歳暮の手配は年々早まる傾向があり、11月下旬から発送手続きができることがあります。お歳暮に人気の品物はすぐ品切れになりやすいため、早めに手配しておくと安心です。 

お歳暮を贈るポイントや注意点は? 

お歳暮を贈るポイントや注意点は? 

ここでは、お歳暮を贈るポイントや注意点を詳しくご紹介します。失敗しないよう、よく読んで参考にしてください。 

年末の挨拶を兼ねながら手渡すのが基本 

お歳暮は、年末の挨拶を兼ねながら手渡しするのが基本的なマナーです。直接足を運んで挨拶することで、丁寧な印象になります。 

ただし、12月はどこも繁忙期なため、最近では配送してもマナー違反になるとは限りません。むしろ、配送するほうが「気が利いている」と評価される傾向があります。 

縁起が悪い品物は避ける 

お歳暮には、縁起が悪いとされる品物は避けるのがマナーです。たとえば、以下のような品物は、避けてください。 

・「切る」を連想させるハサミや包丁
・「手切れ」を連想させるハンカチ
・語呂が悪い品物(例:クシなど、苦しむ・死ぬを連想させる) 

特に、年配の方や老舗企業などは、縁起にこだわることが多いので注意しましょう。 

予算の相場は3,000~5,000円程度が目安 

お歳暮の予算は、3,000~5,000円程度が相場です。多少の予算オーバーは構いませんが、明らかに安いと分かる品物は避けるべきでしょう。 

なお、特別にお世話になった方や企業に贈る場合は、1万円程度の品物を贈ってもマナー違反にはなりません。 

「のし」を付けて贈る 

お歳暮には、紅白の蝶結びの「のし」を付けて贈るのが正式です。お歳暮はお祝い事であり、何度も繰り返してもよいことから、紅白の蝶結びが適切とされます。 

「のし」には、水引の上部中央に「お歳暮」または「御歳暮」、下部に名前や企業名を黒色の筆ペンなどで記入して使用しましょう。

し好品は贈る相手をリサーチしてから 

アルコールなどのし好品は、贈る相手を選ぶことがあるため、注意が必要です。まずは、贈り先の好みをよく調べてからにしたほうがよいでしょう。 

し好品の中では、インスタントコーヒーや紅茶が幅広く喜ばれます。さらに、個包装タイプなら、携帯しやすい、配布しやすいといった点からもおすすめです。 

お歳暮に人気の品物は?個人向け・法人向けのおすすめ3選 

ここでは、お歳暮に人気の品物を、個人向け・法人向けでそれぞれ3種類ずつご紹介します。 

個人向けのお歳暮でおすすめの3選 

個人向けのお歳暮でおすすめの3選 

まずは、個人向けのお歳暮でおすすめの品物を3種類ご紹介します。贈る相手の好みを考えて選ぶのが、喜ばれるコツです。 

●地元の特産物 

地元の特産物は、個人向けのお歳暮で喜ばれる品物の定番品で、毎年人気ランキングの上位に入ります。中でも、日持ちのする食品は、年末からお正月に楽しむことができて人気です。 

ただし、贈る相手の好みに大きく左右されるため、よくリサーチしてから選びましょう。また、生鮮食品や生菓子などは日持ちがしないため、注意が必要です。 

●有名店のスイーツセット 

お子さんのいる家庭には、有名店のスイーツセットをお歳暮に贈ることがおすすめです。お子さんから高い評価をもらえると、そのまま皆さんの評価に反映されて好印象を残せます。 

なお、個人向けのお歳暮であっても、なるべく生菓子は避けて、焼き菓子やゼリー・アイスクリームなどの日持ちのするスイーツを贈るのがベストです。 

●食品類のカタログギフト 

贈る相手の好みが分からなくても、食品類のカタログギフトをお歳暮に贈ると、先方に届いてからゆっくりと選ぶことができます。生鮮食品も生菓子も、先方が希望するタイミングで届けてもらうことが可能です。 

ただし、手数料や送料が加算されることから、直接品物を贈るよりも割高になることがあります。食品類のカタログギフトをお歳暮に贈る場合は、実際に受け取る品物と予算のバランスをよく考えて選ぶことが大切です。 

法人向けのお歳暮でおすすめの3選 

法人向けのお歳暮でおすすめの3選 

法人向けのお歳暮でおすすめの品物を、3種類ご紹介しましょう。法人向けの場合は、職場の皆さんに配布しやすい個包装の飲料やお菓子が特に人気です。 

●ビール・ソフトドリンクの詰め合わせ 

法人向けのお歳暮として、もらって嬉しいと評判なのがビール・ソフトドリンクの詰め合わせです。お酒を飲む人と飲めない人の両方に配慮ができている点からも、高評価が得られます。 

ビール・ソフトドリンクは、1本ずつ配布できる、品質の劣化が少なく保管しやすいといった点でも好評です。 

●有名店の焼き菓子セット 

有名店の焼き菓子セットは、職場で配布しやすく、日持ちがすることからとても喜ばれます。マドレーヌやフィナンシェ・クッキーなどの焼き菓子は、休憩時間にほっと一息つくときのお供としてとても人気です。 

また、有名店の焼き菓子セットは味のおいしさも保証されているため、高いイメージアップ効果が期待できます。 

●インスタント顆粒ドリンク詰め合わせ 

コーヒーやカフェオレ、抹茶ミルクなど、インスタント顆粒ドリンクの詰め合わせも、法人向けのお歳暮に人気が急上昇中です。 

インスタント顆粒ドリンクは、オフィスなどでいつでも気軽にサッとお湯や水に溶かして飲めます。賞味期限が比較的長い点も、お歳暮におすすめの理由です。 

オリジナルパッケージで印象&好感度がさらにアップする 

お歳暮をオリジナルパッケージで包装すると、贈り先にインパクトを与えることができ、好感度がさらにアップします。中でも、おしゃれな配色とモチーフで仕上げたオリジナルパッケージは、センスのよさをさりげなくアピールすることができておすすめです。 

法人の場合は、企業名を名入れしたオリジナルデザインにすると、自然な宣伝効果も期待できます。私どもgifmoでは、お好みの配色・モチーフを使用したオリジナルパッケージを、専門デザイナーに相談しながら制作できます。心に残るお歳暮に仕上げるためにも、何なりとご相談ください。 

まとめ 

お歳暮は、1年間お世話になった方や取引先へ感謝の気持ちを品物にして贈る風習です。喜んでもらうためにも、先方の好みや事情を考慮して品物を選び、マナーを守って贈るようにしましょう。 

さらに、おしゃれなオリジナルパッケージで包装すると、一手間加えた印象になり、おしゃれで素敵な仕上がりになります。私どもgifmoでも、専門のデザイナーに相談しながらおしゃれなオリジナルパッケージ制作が可能ですから、ぜひご検討ください。