不動産会社のノベルティ お客様満足度がアップする活用方法
競合ひしめく不動産業界。お客様に選ばれるために大切にしたいのが顧客満足度です。店舗に足を運んでくださった方や契約してくださった方に、「この不動産会社を選んでよかった」と思ってもらうことで、次回の利用につながったり、ご友人を紹介していただけたりします。
顧客満足度を上げるために一番大切なことは、もちろんお客様へのサービスの質、密に関わる担当者の対応です。「親切に対応してくれた」「細かいところまで丁寧に対応してくれた」そういった心温まる対応がお客様の記憶に残っていきます。
そこでもう一押し!お客様の心を掴む、記憶に残すためにおすすめしたいのが、ノベルティ活用です。今回は、顧客満足度を向上させる、リピーターを増やすための施策を、ノベルティの観点からお伝えします。
CONTENTS
不動産会社がノベルティで得られる効果
よく行われているノベルティ・販促品の施策は?
不動産業界のノベルティ活用事例を場面ごとにご紹介します。
■来店特典
お店にお越しいただいた方にノベルティをお渡しします。
この場合は、まだ契約段階には至っていないため、「数ある不動産会社の中から自分の会社を選んで欲しい」という競合との差別化のためにノベルティを利用することが多いです。来店まで漕ぎつければ、担当者とお客様の繋がりができ、一歩リードできるため、来店の後押しとしての役割を果たします。
また、その場ではお話が進まなくとも、お客様が後々お渡ししたノベルティを見て会社のことを思い出してくれるという効果もあります。
このタイミングでのノベルティは、高額なものではなく、安価で大量に用意しやすいものがおすすめです。
ノベルティ例:ボールペン・付箋・除菌ウェットティッシュなど
■契約特典
賃貸・購入の場合、どちらでも契約時の特典をお渡しすることがあります。ご契約のお礼としてお渡しする意味合いがあるため、来店時にお渡しするノベルティとは違い、贈り物の性質が強まります。
途中キャンセルやクーリングオフ期間中のキャンセル防止につながることはもちろん、契約まで担当者が丁寧に対応した上でお渡しするわけですから、「最後まで親切に対応していただけた」「お客様想いの会社だ」というプラスの感情がより大きくなり、感動体験として記憶に残ります。
それにより、お客様がご友人にお話をして紹介につながったり、よい口コミが広まり、新規のお客様の獲得につながっていきます。賃貸の場合は、「次回の引っ越しもこの会社にお願いしよう」と思っていただける可能性が高まりますので、リピーターの獲得にも寄与します。
ノベルティ例:タンブラー、日用品、エコバッグなど
ただし、契約が確定したお客様にプレゼントをお渡しする場合には、制限が定められているため、注意が必要です。2023年6月時点では、取引価額(消費税を含むお客様が支払う金額)の10%または100万円のいずれか低い価額の範囲でプレゼントをお渡しすることができます。
契約特典の販促を行う場合には、必ず最新の公的な情報を確認してください。
○参照
消費者庁:不動産業における一般消費者に対する景品類の提供に関する事項の制限
公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会:不動産業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約
一般社団法人 全国公正取引協議会連合会:不動産業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約及び施行規則
ノベルティにはどんな効果がある?
前述したノベルティの販促事例をもとに効果をまとめます。
■競合との差別化
来店促進時に強く効果を発揮します。競合が多く存在する不動産会社。お客様目線ではどこがどう違うのかパッと見では区別がつきづらいものです。そんな時に「行くだけでノベルティがもらえるなら、ちょっと行ってみようかな」と来店の動機づけをすることができます。ただ、この効果を得るためには、当然ノベルティが魅力的でなくてはいけませんので、お渡しするギフトは厳選しましょう。
また、成約時にお渡しする場合にも、この作用は働きます。あの時の不動産会社はとても親切で、よく対応してくれたという良い印象が残るため、リピーター獲得、お客様の紹介に繋がります。
■会社を記憶に残す
ノベルティが消耗品の場合は、この性質は少し弱まりますが、よく使う日用品や手元に残るものであれば、会社名が記憶に刷り込まれていきます。そのため、次回の引っ越し時に思い出してもらえる可能性が高まります。
ただし、日常使いしやすいもの且つセンスの良いデザインであることが求められます。社名が大きく入ったものは使いづらいので、さりげなく、でも印象に残す工夫が必要です。
■返報性の原理
これは少しずるい考え方ですが、人は何かをもらった時に「お返しをしなくては」という心理になります。そのため、ノベルティをお渡しすることで、「もう少し話を聞いてみよう」とか、他社と比較する状況になった時にこの会社にプレゼントをもらったから、と思ってもらえる可能性があります。
不動産会社がまたお客様になってもらうためのノベルティ・特典活用
ここまで、ノベルティの活用事例についてお話しました。ここからは顧客満足度向上、リピーター獲得に重点をおいて、どんな場面で、どんなものをお渡しするか、をご紹介していきます。
成約時に生活に役立つアイテムをお渡しする
成約前に販促品で来店を促したり、資料請求で特典がもらえる、というのは王道ですが、契約をしてくださった方に対して、お礼の気持ちとこれから始まる新生活を応援する気持ちを込めて、贈り物をするのがおすすめです。
新生活にぴったりのノベルティをお渡ししましょう。
■引っ越し挨拶粗品
戸建やマンションを購入した方であれば、引っ越し時にご近所へ挨拶回りに行くことになります。その際に何を配ろうか、引っ越し挨拶の粗品で迷う方は多くいらっしゃいます。そんな方へのご提案の意味も含めて、引っ越し挨拶でよく用いられるギフトをお渡しするのはどうでしょうか。
引っ越し挨拶ギフトはどんな方にも喜ばれる、いくつあっても困らない商品が選ばれます。当社が運営するオンラインショップMotto Storeでは、引っ越し挨拶の商品を多く取り揃えています。日用品をオリジナルラッピングしているため、人と被らない、センスのよい贈り物で、新しい生活での人間関係の不安もバッチリ解消します。
引っ越しご挨拶のおすすめ商品やマナーについてのご案内も一緒にお渡しすれば、さらに喜ばれること間違いなしです!
gifmoにご相談いただくと、既存の包装紙をベースにアレンジすることはもちろん、貴社オリジナルの包装紙デザインで制作でき、中身についてもカスタマイズ可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
■防災グッズ
災害の多い日本だからこそ、防災グッズを備えておきたいところですが、忙しい日々の中でそこまで気が回らないのが現状です。引っ越し時はなおさらバタバタして後回しになってしまいがち。
そんなときに、不動産会社から防災グッズをもらえたら、契約して終わりではなく、引っ越し後の生活まで気遣ってくれていることが感じられ、より一層信頼関係が深まります。
防災グッズといっても大きなものだと持ち帰りの際に手荷物になってしまうため、例えば衛生用品のセットなど、持ち運びやすく、役に立つものを選ぶとよいです。それだけでは防災グッズとして不十分ではありますが、心遣いは伝わりますし、そこから防災用品を揃える意識も生まれます。
gifmoなら中身のカスタマイズや会社名・ロゴ、オリジナルデザインのパッケージをご用意することも可能です。
記念日や誕生日にギフトをお送りする
不動産会社は、お客様が無事に入居したら疎遠になってしまうことがほとんどです。賃貸契約であれば、2年更新のお家が多いと思いますが、2年のうちに記憶が薄れ、次に引っ越そうと思ったときにはまた一から不動産会社を選び直す方が多くなります。そんなときに忘れられない、必要になったときに思い出してもらえる工夫が必要になります。
そこでおすすめなのが、記念日や誕生日に贈り物をすることです。購入の場合は、リピーターになる可能性は低く、契約の期限もないため、賃貸の場合により効果を発揮する方法と言えます。
誕生日に関しては、個人情報の取り扱いに同意いただいた上で利用する必要がありますが、契約時に得られた情報をもとにギフトを送ることができます。誕生日をお祝いされて嬉しくない人はいないですよね。
記念日については、入居日を新生活記念日に設定し、ギフトを送るという方法があります。その後の生活に不便はないか、というような担当者のコメントも添えることで、契約以降の心遣いを感じられます。
ただし、あまり大げさすぎると負担を感じさせてしまいますし、宅配サービスを利用すると受け取りの手間がかかってしまいます。受け取った方が気負いせずに、ポスト投函で送れるおすすめのギフトをご紹介します。
■プチギフト
封筒で送れるギフトとしておすすめなのが、コーヒーや紅茶、入浴剤などのプチギフトです。
当社が運営するオンラインショップMotto Storeでも、オリジナルのラッピングを使用したプチギフトをご用意しています。四葉のクローバーをイメージした包装で、明るい気持ちになれる「よつばシリーズ」、封筒に箔押しでおしゃれなメッセージが入った落ち着いたデザインの「プチレトルシリーズ」です。
当社デザインのギフトはもちろん自信を持っておすすめしますが、パッケージデザインや中身を自由に選んで貴社オリジナルのギフトを作ることもできます。
■メッセージカード
アイテムではなく、言葉で気持ちを伝えるのも立派な贈り物です。貴社オリジナルのメッセージカードを作成して、担当者が手書きコメントを加えられるとより一層温かみのあるプレゼントになります。
また、地域密着型の不動産会社であれば、そのエリアのホットトピックスなどを交えたものを作成して送るのもよいでしょう。「おしゃれなカフェがオープンしました」「こんな自治体サービスがあります」のように、生活が豊かに、楽しくなるような情報をお伝えできるのは、地域の情報を得るためにアンテナを張っている不動産会社だからできることです。
お客様に合わせたオリジナルノベルティで、選ばれる不動産会社に
以上、不動産会社のノベルティ、特に顧客満足度向上、リピーターを増やすための活用方法についてご紹介しました。
長々とお話ししましたが、なんといっても「お客様に喜んでいただくために」と言う気持ちが大切です。この気持ちをもとにしてどんなものを贈ったら、笑顔になってくれるだろうと商品を考えたり、デザインを考えていくことが大切です。
ノベルティのイメージが固まっていなくても大丈夫です。時間をかけてお話をしながら、一つ一つ進めていきます。
まずはお気軽にgifmoにご相談ください。