SDGsに貢献できるノベルティとは?メリットや素材選びのポイント、おすすめグッズを紹介
環境破壊・環境汚染が深刻な問題になっている今、SDGsを意識したサスティナブルなノベルティが注目されています。とはいえ、そもそもSDGsとは何か、どんなポイントでどんなグッズを選んだらよいのかなど、分からないことも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、SDGsを意識したノベルティ制作や人気のエコ・サスティナブルなグッズについて詳しくご紹介します。企業の販促担当・ノベルティ制作担当の皆さんは、ぜひご一読ください。
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SDGsとはどんなもの?まずは基本を確認!
SDGsとは、サステナブル(持続可能)な世界に向けて、2030年までに達成すべき目標で、「Sustainable Development Goals」の略語です。環境問題や人権問題など、世界が抱えている多くの問題を解決すべく、制定されました。
SDGsは、全部で17のゴールと169のターゲットに分けられ、それぞれにやるべきことや目標が掲げられています。全世界がSDGsを正しく理解し、実行することで、誰でも差別なく暮らしやすい世界が実現できるのです。
※SDGsに関するより詳しい内容は、外務省の公式サイトを参考にしてください。
SDGsを意識したノベルティを制作・配布するメリット
SDGsを意識したノベルティを制作・配布すると、数多くのメリットを受けられます。
企業のブランドイメージが向上する
SDGsは、世界共通の環境問題への取り組みのため、ノベルティに取り入れることで、確実に企業のブランドイメージが向上するのがメリットです。実際に、大手企業・有名企業は、SDGsを意識したノベルティを積極的に採用しています。
また、企業の知名度もアップするため、併せて販促効果なども期待できます。
環境への配慮をアピールできる
SDGsを意識したノベルティを制作すると、環境への配慮を広くアピールできるのもメリットです。自分たちの利益を追求するだけでなく、環境問題も考えることができる点で、信頼できる企業という印象が強くなります。
企業の信頼度が高まれば、商談や新規取引先の開拓なども有利に進みやすくなります。つまり、長い目で見て企業のブランドイメージのさらなる向上につながるのです。
新たな顧客層の獲得につながる
SDGsを意識したノベルティを制作・配布すると、新たな顧客層の獲得につながるのもメリットです。特に、環境問題に強い関心を持つターゲット層を取り込むことができます。
環境問題に強い関心を持つターゲット層は、こだわりをもって商品・サービスを選定することから、気に入った商品やサービスを長く使い続ける傾向があり、自社のファンになってもらえると大変な強みになります。うまくいけば、売上を大きく伸ばすのも夢ではありません。
話題性の向上や宣伝効果が期待できる
話題性の向上や宣伝効果が期待できるのも、大きなメリットといえます。SDGsを意識したノベルティは、もらった人の印象に残りやすく、口コミで評判が広がりやすいからです。
さらに、実用的・おしゃれなどの点を満たした魅力的なグッズを選べば、想像以上の手応えが期待できます。費用対効果を考えるなら、SDGsを意識したノベルティを制作・配布しない手はありません。
SDGsにマッチしたノベルティの条件は?
SDGsにマッチしたノベルティの条件を4つ解説するので、参考にしてください。
廃材やリサイクル素材など使用している
廃材やリサイクル素材を使用したグッズは、地球資源の保護につながることから、SDGsにマッチしているといえます。たとえば、以下のような素材です。
・コーヒーの豆殻
・リサイクルコットン(縫製工場の端材などが原材料)
・ラバーウッド(ゴムを採取した後の木材)
・再生PET(ペットボトルのリサイクル素材)
100%使用していなくても、上記のような素材を積極的に取り入れているグッズなら合格です。
有害物質を含まない・排出しない
有害物質を含まない・排出しない素材や製品は、環境汚染につながらないことから、SDGsにマッチしているといえます。ここでの有害物質とは、以下のようなものです。
・ダイオキシン
・ベンゼン
・トリクロロエチレン
・鉛
・PCB(ポリ塩化ビフェニル)
併せて、最近話題の、マイクロプラスティック問題を意識したプラスティック不使用や、含有量の削減などをうたっているグッズもチェックしてみてください。
環境に配慮した方法で製造されている
SDGs関連のノベルティ用にグッズを選ぶ場合、オーガニックコットンなど、環境に配慮した方法で製造されている点もチェックすべきでしょう。たとえば、省エネルギー化によるCO2の排出削減や、水の使用料の削減などにより、エコな方法で製造されているグッズなどです。
SDGsを掲げているメーカー・販売元から仕入れ・購入することも、重要なポイントといえます。
フェアトレードによる原材料の使用や輸入製品
発展途上国からフェアトレードで取り引きされた原材料の使用や輸入製品は、発展途上国の人々の人権尊重につながる点で、SDGsにマッチしているといえます。
フェアトレードによる原材料の使用や輸入製品は、不当に安い価格での輸入や強制労働による生産に「No」を突きつけていることになるからです。 価格はやや高くなりますが、予算と相談して検討してみてください。
【2024年最新】SDGs関連のノベルティに人気のグッズ5選
2024年の今、SDGs関連のノベルティに人気のグッズを5種類紹介しますので、グッズ選びの参考にしてください。
マグカップ(廃材配合)
マグカップは、洗って繰り返し使うグッズであり、プラスチックカップや紙コップの使用削減につながることから環境にやさしく、SDGsにマッチしているといえます。特に、コーヒーの豆殻などの廃材を配合したタイプは、プラスチックの使用削減やマイクロプラスティック問題にも対応している点で、おすすめです。
カトラリー(廃材配合)
カトラリー(廃材使用)は、使い捨てスプーン・フォーク・箸の削減に貢献できるSDGs関連グッズです。性別や年齢問わず幅広く使える点でも、SDGs関連グッズの中でも安定した人気を誇ります。また、お弁当派の人だけでなくコンビニ弁当派の人にも喜ばれることでしょう。コンパクトなサイズ感から、ノベルティとして配布しやすい点も魅力です。
サコッシュ(オーガニックコットン使用)
オーガニックコットンは、一般的なコットンより生育環境などの点で厳しい基準をクリアして生産されており、SDGsにマッチした素材として人気です。たとえば、オーガニックコットン製のサコッシュは、実用性の高さやおしゃれさなどから、もらった人から喜ばれるノベルティといえます。
エコバッグ(再生PET使用)
各種ノベルティに人気のエコバッグは、買い物に欠かすことができないグッズです。繰り返し使える点や、レジ袋の削減につながる点から、SDGsにマッチしているといえます。さらに、再生PETなどのリサイクル素材を使用したものなら、環境に配慮した原材料を選んでいるとして、もらった人から高い評価を受けることでしょう。
トートバッグ(リサイクルコットン使用)
実用性が高くて人気のトートバッグの中でも、リサイクルコットンを使用したものは、環境に配慮している点で、SDGsにマッチしています。また、リサイクルコットンならではのざっくりした風合いが、ナチュラルなおしゃれを好む層から特に評判がよくておすすめです。中でも、A4サイズのものは実用性も抜群で、好評確実といえます。
まとめ
今回は、エコ・サスティナブルなSDGsを意識したノベルティ制作について、詳しくご紹介しました。SDGsを意識したノベルティ制作は、もはや企業の戦略の一つとして、無視できない段階にあるといえます。
実際に、SDGsにマッチしたグッズをノベルティとして配布すると、企業のイメージアップ効果など、さまざまな効果が期待できます。 特に、廃材やリサイクル素材などを使用したグッズなどは、ナチュラルな風合いでおしゃれなことから、デザイン面でも多くの人に喜ばれておすすめです。さらに、実用性が高いグッズは、さらなる相乗効果が期待できるでしょう。
まずは、この記事でご紹介したグッズを含め、数多くのSDGs関連グッズからメインターゲット層の好みや目的、予算などを総合的に考えて、ノベルティ配布の目的に合ったものを検討してみてください。